令和3年度水災害防災訓練を実施しました

6月1日(火)及び2日(水)に水災害防災訓練を実施しました。

この訓練は、久留米高専において水災害が予想される場合の遠隔授業・在宅勤務の実施判断及び連絡体制の確認、並びに水災害が発生した場合の学生寮における垂直避難の実施体制及び点呼方法の確認を行うことを目的に実施したものです。

 

6月1日(火)は、翌日の小森野地区への避難指示発令の可能性の有無の判断をリスク管理室会議で審議し、翌日を遠隔授業とすることを決定し、メールを用いた連絡やホームページへの掲載、並びに学生寮宿直者2名の決定等を行う訓練を実施しました。

 

2日(水)は、早朝にTeamsを用いた遠隔でのリスク管理室会議を開催し、遠隔授業実施の可否を協議し、遠隔授業の実施を決定し、その内容をホームページへ掲載しました。午後には、小森野地区に避難指示が発令されたことを想定してリスク管理室会議をTeamsを用いて遠隔で開催し、遠隔授業の継続の可否を協議、遠隔授業の中止を決定した上でのメール送信とホームページ掲載を行いました。更に学生寮においては、堤防が決壊し2階まで浸水した場合を想定し、3階以上への垂直避難及び点呼方法に関する訓練を行いました。

 

防災訓練の後には反省会を開催し、メール送信に当たっては複数の連絡方法を可能な限り少なくした方がよい、連絡をとる際の担当者が何らかの理由で不在になった場合の代替者についてあらかじめ決めておくこと、並びに外部委託業者等への対応等について意見がありました。

今回の訓練を受けて、水災害に対する危機意識を高めるとともに、有事の際における防災体制の課題や改善点について、更に検討していくことにしています。

 

 

リスク管理室会議での様子 学生寮での寮長への点呼結果報告の様子

 

<本件担当>
久留米高専学生課課長補佐(学務担当)
電話:0942-35-9315

 

 

学生が久留米市の環境啓発動画「分別救助隊ワケルンジャー」の制作をしました

6月5日の「世界環境デー」にちなみ、例年久留米市が開催している環境フェアが、今年からWEB開催となり、そのメインとなる環境啓発動画「分別救助隊ワケルンジャー」の制作を、本校プログラミングラボ部の石橋 要さん(制御情報工学科3年)と近藤 碧さん(制御情報工学科3年)が行いました。

 

この動画は、久留米市環境部から依頼を受け、海洋プラスチックごみ削減などの環境問題を大人から子供まで分かり易く伝えることができるよう、戦隊ヒーロー動画を市と協働で制作したもので、石橋さんと近藤さんは、久留米市宮ノ陣クリーンセンターで撮影した動画を持ち帰り、学内で編集作業を行いました。

 

現在2本のYouTube動画が久留米市のHPにおいて公開されており、6月の「環境月間」に合わせて全8本の動画が随時更新される予定です。

(久留米市環境ポータルサイト ecoco「エココ」)

https://www.city.kurume.fukuoka.jp/1050kurashi/2030kankyougomi/3005portal/

 

撮影風景1 撮影風景2

 

<本件担当>

久留米高専総務課研究推進係

電話:0942-35-9333

クラスマッチを初めて「eスポーツ」にて実施しました

5月19日(水)、20日(木)に、中央執行委員会の制御情報工学科5年の竹見尚也君と生物応用化学科5年の高橋凌雅君の運営のもと、「eスポーツ」にてクラスマッチを実施しました。例年、クラスを超えた交流会の場として、バレーやバスケットなどの運動種目で、クラスマッチを開催しております。クラスマッチは1年生から5年生まで一同に会する学生にとっては貴重な場となっています。

本年はコロナウィルスの感染防止対策のため、5月19日(水)20日(木)は遠隔授業期間となっておりました。この遠隔授業期間においても、学年を超えた学生間の交流場の設けるため中央執行委員会の学生が「eスポーツ」でのクラスマッチを企画・運営いたしました。2日間の競技参加者は合計240名、観戦者は合計311名となります。

はじめての試みではありましたが、無事競技5種目(マリオカート、クラッシュ・ロワイヤル、VALORANT、スプラトゥーン、スマッシュブラザーズ)を実施し、遠隔授業期間ではありながら、学生の交流場を設けることができました。

 

 

【eスポーツの準備・配信をしてくれた竹見尚也君】

【eスポーツの準備・配信をしてくれた高橋凌雅君】

<本件担当>

学生課学生生活支援係

電話:0942-35-9317

高周波熱錬株式会社様からX線回析装置を寄贈いただきました

去る令和3年5月26日、本校材料システム工学科 山本郁教授の組織制御研究室に対して 高周波熱錬株式会社 (代表取締役社長 大宮克己様)より試料水平型多目的X線回折装置が寄贈されました。
高周波熱錬株式会社からは、これまでも寄附による教育研究活動への支援を戴くとともに、同社との共同研究も行ってきています。

今回の寄贈は、山本研究室の学術研究活動の推進及び卒業研究など教育支援のためにいただいたもので、この装置は、物質の定性・定量分析ができる他、各種材料の構造解析など幅広く利用されます。

寄贈を受けた山本郁教授は、この装置を活用し、金属材料の組織制御や熱処理に関する研究をより一層推し進めたいと抱負を述べられました。

この場をお借りして、高周波熱錬株式会社様に御礼を申し上げます。

 

寄贈された試料水平型多目的X線回折装置

 

<本件担当>
久留米高専総務課研究推進係
電話:0942-35-9333

学生が第17回 JSAPフォト&イラスト コンテスト最優秀賞を受賞しました

令和3年3月16日(火)~19日(金)にオンラインで開催された公益財団法人応用物理学会主催の第17回 JSAPフォト&イラスト コンテストにおいて、専攻科(物質工学専攻)2年の根北翔さんと川戸勇人さん、材料システム工学科5年の内藤かのんさん3名で応募した「開花したZnO粒子」が見事最優秀賞を受賞しました。

この写真は根北さんと内藤さんが専攻科研究論文・卒業研究の過程で作製した酸化亜鉛(ZnO)粒子を走査型電子顕微鏡で撮影し、川戸さんが色付け加工したものです。このような華やかな形態のマイクロ粒子を撮影できることは非常に珍しいとのことです。

修了・卒業を前にした3名にとって、この受賞は最後の良い思い出となりました。

 

(写真左から)受賞した学生内藤さん・根北さん・川戸さん 応募した「開花したZnO粒子」の写真
表彰状

 

<本件担当>
久留米高専総務課研究推進係
電話:0942-35-9333

久留米高専学生寮にて避難訓練を実施しました

学生寮では、令和3年4月21日(水)の放課後に、全寮生を対象とした避難訓練を実施しました。今年度は水害以外の災害を想定した内容で行われました。

宿直教員役による避難命令の寮内放送が流れると、寮生たちは非常階段を使って迅速に避難し、ものづくりセンター広場へと集合し、寮生会役員が中心となって点呼を取りました。
無事集合できたことを確認した後は、1・2年生及び留学生を対象として消防隊長や副隊長が列をまとめ、避難場所である小森野校区コミュニティセンターへの移動を整然と行いました。

訓練を終えて、寮務主事・主事補からは、避難時における注意事項の説明があり、まだ周辺の地理に不案内な新入寮生たちをはじめ、全員が災害への意識を高め、非常時の避難経路など数多くのことを確認する良い機会となりました。

 

【梯子を使用した避難を経験】 【点呼をとって安否確認】
【実際に学外へ列を組んで避難】 【避難先で点呼確認】

 

<本件担当>
学生課寮生活支援係
0942-35-9463

令和3年春の叙勲受章者について

令和3年4月29日発令されました令和3年春の叙勲において、藤 道治名誉教授が瑞宝小綬章(教育研究功労)を受章しました。

 

【瑞宝小綬章】

藤 道治  久留米工業高等専門学校名誉教授 (元 生物応用化学科教授)​

 

【勲記を持つ藤名誉教授】

<本件担当>

総務課人事・労務係

電話:0942-35-9305

テクノネット久留米企業説明会2021に学生が参加しました

令和3年4月21日(水)に、久留米高専において、久留米高専の技術振興会であるテクノネット久留米による「テクノネット久留米企業説明会2021」が開催されました。

久留米高専の学生に地元企業を知ってもらうことを目的として開催されたもので、テクノネット久留米の会員企業16社が参加しました。

当日は新型コロナウイルス対策を講じたうえで、100名余りの学生が参加し、それぞれ関心のある企業ブースを訪れ、企業担当者の説明を熱心に聞いていました。

参加した学生からは、「地元企業への就職を考える機会となった」「地元も魅力的であると思った」等の感想が寄せられ、学生の進路選択における良い機会となりました。

 

熱心に説明を聞く学生 挨拶をするテクノネット久留米津福会長
本庄校長の挨拶 企業説明会の様子

 

<本件担当>
久留米高専総務課研究推進係
電話:0942-35-9333

2021年度(令和3年度)高専ハカセ塾受講生を募集しています

JSTジュニアドクター育成塾「高専ハカセ塾」新規受講生(第4期生)の募集を開始いたします。

 

このことについての詳細は、以下のURLよりご確認ください。

【産学民連携テクノセンターHP】
http://www.kurume-nct.ac.jp/RCTC/academic/hakasejuku.html

 

 

 

 

 

―「高専ハカセ塾」とは―

高い意欲や能力を有する小中学生を発掘し、次世代科学技術を担う傑出した人材を育成することを目的としたもので、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の「ジュニアドクター育成塾」の採択事業として、有明高専・熊本高専・久留米高専の合同企画により実施しています。

公式HP:http://www.ie.ariake-nct.ac.jp/hakase/

 

〈本件担当〉
総務課研究推進係
電話:0942-35-9333

令和2年度永年勤続表彰式を挙行しました

令和3年3月26日(金)に令和2年度久留米工業高等専門学校永年勤続表彰式を執り行いました。今年度は教員4名が在職30年以上の永年勤続者として表彰を受けました。
表彰式では、本庄校長より表彰状が授与された後、祝辞と長年の職務遂行に対する感謝が述べられ、被表彰者を代表して和泉教授より謝辞がありました。

被表彰者
機械工学科 教授 原田 豊満
機械工学科 教授 和泉 直志
電気電子工学科 教授 池田 隆
一般科目文科系 教授 安部 規子
記念撮影

 

<本件担当>
総務課人事・労務係
電話:0942-35-9305