本校専攻科生が第19回ISIPSにおいてEncouragement Award(奨励賞)を受賞しました

11月28日(金)に早稲田大学大学院情報生産システム研究科で行われた第19回ISIPS(International collaboration Symposium on Information, Production and Systems)にて、機械・電気システム工学専攻2年の権藤優空さんがタイトル「Ridge Attention: Stabilising Self-Attention via Ridge Regression」にてEncouragement Award(奨励賞)を受賞しました。

本研究では、マルチモーダル、つまり、テキスト、画像、音声などを統一的に処理できる深層学習のフレームワークTransformerの注意機構にリッジ回帰を適用し、より安定な画像認識を提案しています。既存のVision Transformerに比べ、画像分類の精度向上を実現しています。

今後の更なる活躍が期待されます。

 

Encouragement Awardを受賞した権藤優空さん

 

 

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華道部が「Ikenobo花の甲子園2025」全国大会で準優勝しました

高校生のいけばなの日本一を決める「Ikenobo 花の甲子園 2025」全国大会が、令和7年11月16日(日)、京都市の華道家元池坊にて開催されました。本校華道部は、出場2年目にして準優勝という輝かしい成績を収めました。

 

出場したのは、制御情報工学科2年・佐々木隼輔さん、電気電子工学科2年・中村泰雅さん、生物応用化学科2年・黒岩毅琉さんによるチーム「笹竹隊」です。全国大会では、3名が一人10分ずつ担当するリレー形式で1つの作品を制作しました。全国大会で唯一の男子チームとして注目を集め、明るくテンポのよいプレゼンテーションと力強い作品で会場を大いに魅了しました。

 

部長の佐々木さんは、「私たちが準優勝という結果をつかむことができたのは、先輩方の大きな背中、先生方の熱い指導、そして応援してくださった皆さまのおかげです。この度は温かい応援をありがとうございました。今後は、この経験を後輩へしっかりと引き継ぐことを大切にしながら、部員それぞれがさらに技術を高めていきたいと思っています。」と喜びを語りました。

 

なお、今年度、華道部は技術振興団体「テクノネット久留米」様よりクラブ活動支援金のご支援をいただきました。ここに厚く御礼申し上げます。

大会の様子や詳細は、以下の公式ページをご覧ください。
大会公式HP:https://www.ikenobo.jp/hana_no_koushien/news/3043/

 

いけばな作品制作の様子 左から佐々木さん、黒岩さん、中村さん

 

 

 

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制御情報工学科の学生が株式会社SANMATSU主催の学生研究開発支援金制度「STARS」に採択されました。

令和7年7月18日(金)、株式会社SANMATSUが主催する学生研究開発支援金制度「STARS」において、本校 制御情報工学科5年・相良 碧(さがら あおい)さんが採択されました。

 

今回の採択は、相良さんがリーダーを務める6名の開発チーム『CubeLabo』の活動を、相良さん個人を通じて支援するものです。

チーム『CubeLabo』は、昨年より中野 明准教授(制御情報工学科)が主導する『アプリ工房』での活動を原点としています。現在は、ルービックキューブの展開図を題材とした知育アプリの開発をテーマに、日々開発に取り組んでいます。

 

また、チームはアプリの公開・展示にも力を入れており、今年8月に行橋市で開催された科学イベントや、11月に本校で開催された高専祭(文化祭)にて、開発したアプリの展示を行いました。PythonやUnity(C#)で開発された計6種類のアプリは、特に子どもたちから大きな人気を集め、体験ブースは常に満席となるほどの盛況ぶりでした。

 

リーダーの相良さんは、高専祭を終えて次のように語っています。

「いい展示ができたと思います。プログラミングの授業や独学で学んだことをアプリとして形にでき、来場者の皆様に『楽しく、面白く、考える』体験を提供できたことは、我々にとって非常に意義のあることでした。今後は、開発したアプリの教育効果の測定にも力を入れていきたいです。」

 

チームCubeLaboのメンバー

左から、赤嶺 嘉斗さん、井口 陽翔さん、

相良 碧さん、古賀 柊一郎さん、古賀 義彦さん、竹下 遥さん

 

高専祭にてアプリに熱中する子供たち①

プレイしているのは相良さんが作成したアプリ

 

高専祭にてアプリに熱中する子供たち②

プレイしているのは竹下さんが作成したアプリ

 

高専祭にてアプリに熱中する子供たち③

プレイしているのは古賀さんが作成したアプリ

 

行橋市での展示の様子

 

 

 

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